弊社の調査に於けるメリットは、異常個所発見以外にも以下のような事を再確認し、今後に役立てることができます。
a. 発電所の周囲環境による汚れの影響 腐敗物を落とす植物・鳥の多い川・鶏舎・工場・工事現場・通行量の多い未舗装路などがある
【汚れによる劣化】現況の汚れ度合と今後の劣化予想
そして、今清掃を行う必要性があるかどうかの判断、また今後行うとした場合の時期の計画をする。
b. 設備構造物・雑木・雑草等による影の影響による劣化の度合い 発電所の構造の短所・設備の位置・雑草木が繁殖度合いなどが気になる
【影による劣化】そして、除草伐採の現在の必要性 また今後必要な時期の計画ができる。今後、増設修理などを行う機会があればこのように
配置を変えると、費用対効果面でこのようなメリットがあるため計画する。
c.発電所の立地環境からくる、発電所全体の長所・短所の把握 起伏が多く場内に入りにくい・陥没・危険崩壊が懸念される箇所がある
【保守管理方法】発電所の立地における、最善となるメンテナンスの方法と実施時期を検討し計画する。
特に、陥没は下がった箇所のモジュールどうしの接触部間が競り合って 圧力がかかり破損する。
( 陥没部の補修工事は、弊社でも計画提案実施させて頂いた実績があります、ご相談下さい )
※これら多くの情報を利用し、今後 発電所の稼働状況を最善にもっていくために 費用対効果も含め試案し、早めの実施を心がけましょう。
品質保証期間 に於ける 各社の保証内容 ※10年で保証値のハードルが上がるメーカーが多い
メーカー |
保証期間 |
保証内容 |
長州産業 |
25年 |
公称最大出力の90%に対して、1年~10年で81%未満、11年~25年目で72%未満 |
Panasonic |
25年 |
公称最大出力の90%に対して、10年で81%未満、25年で72%未満 |
シャープ |
20年 |
公称最大出力の90%に対して、1年~10年間で90%、11年~15年目で85%、16年~25年目で80%を下回る場合 |
Qセルズ |
25年 |
公称最大出力の90%に対して、1年目で97%未満、2年目から毎年0.6%の出力低下がある場合 |
京セラ |
20年 |
公称最大出力の90%に対して、1年~10年で81%、11年~20年目で72%未満 |
カナディアンソーラー |
25年 |
公称最大出力の90%に対して、1年目で97%未満、2年目から25年目で実出力の年次低下が0.7を下回る場合また、25年目で80.2%未満の場合 (単結晶) |